Press Release
2017.12.22
グルーヴス、ちばぎんキャピタルから資金調達 千葉県内企業の事業承継支援を開始
「働くヒトの未来を創るワークシフトインフラの構築」をビジョンに掲げる株式会社grooves(本社:東京都港区 代表取締役:池見 幸浩 以下、グルーヴス)は、株式会社千葉銀行とちばぎんキャピタル株式会社の出資により組成したファンド(ひまわりG3号投資事業有限責任組合)より5,000万円の資金調達を実施いたしました。
グルーヴスは、ちばぎんキャピタル株式会社と連携し千葉県内を中心とした企業の事業承継に対し経営人材・後継者の採用支援をサポート強化してまいります。
グルーヴスは2004年の創業以来、テクノロジーを取り入れた人材領域のサービスを提供してまいりました。全国の人材紹介会社と企業をつなぐ求人情報流通システム「Crowd Agent(クラウドエージェント)」、テクノロジー社会において需要が高まるITエンジニアの成長プラットフォーム「Forkwell(フォークウェル)」、都市部のハイスキル人材と地方の中小企業を結ぶ副業プラットフォーム「Skill Shift(スキルシフト)」など、社会の変化に合わせ事業を拡大しています。
今回新たに調達した資金はグルーヴスがネットワーク化する国内最大級の数を誇る人材紹介会社を活用し「事業承継」に対するソリューションの開発、事業化を目指してまいります。
経済産業省の推計によると、後継者のいない中小企業や小規模事業者は127万社あり、日本の企業総数約380万社の3割超を占めています。今後ますます少子高齢化が進む中、廃業・黒字倒産への対策は必要不可欠です。
中小企業庁が発表した事業承継に関するアンケート調査では、事業承継が円滑に進まなかった理由として「後継者を探したが、適当な人材が見つからなかった」という回答が22.5%を占め、第2位となっています。
通常、事業承継の相談先として税理士や会計士、金融機関が上げられますが「人材の紹介」という手段を事業上持っていないため、後継者やそれを支える経営人材の採用が障壁となっています。
人材紹介会社や転職エージェントは、様々な転職希望者と面談によるコミュニケーションを日々とっています。職務経歴書や出身地、家族構成、将来の志向など丁寧なヒアリングを通じ、公には得られない個人情報を元にすることで、1人1人に合った最適な企業への転職支援を行っています。
グルーヴスでは、国内最大級の人材紹介会社ネットワークによる中途採用支援をこれまで行ってまいりましたが、本資金調達を機に、高パフォーマンスの人材紹介会社チームの組成、運営体制構築のための採用、システム開発などを順次進め、「事業承継」という社会課題の解決を新たに目指してまいります。